いまどきの長距離通勤

懐かしきバブルの頃、不動産が異常に高騰し家が高くて長距離を通勤する人が増えました。自分は若かったので、そのころ家を買う行為は完全に高嶺の花でした。

時代は変わって、いまは環境のよい場所を人生のメインにすえて生きる目的で郊外に住む人も多いことと思います。

しかし今後歳をとったら郊外の家は不便になる可能性をはらむのが現実です。歩いたり車で出かけるのが大変になってくると、家の近所ですべてがまかなえる環境が理想になってくる。

厳密な意味でいえば、都心も郊外も地方も、「家の周りだけで全部間に合う」という状況にはありませんね。郊外でも、目の前にある大きなショッピングモールがつぶれたら一気に陸の孤島になるかもしれない。

しかし少なくとも言えるのは、目の前にあるお店より、「一ヶ所で何でもそろう」ショッピングモールに行きながら、「うちの周りは以前よりずいぶん寂れた」と嘆くのは筋違い、ですよね?

大家Yは「少し高くても、1ミリでも家から近い店で買う」主義だそうです。出来ればすみ慣れた場所を離れずによい環境を維持出来ればベストではあります。小さいことかもしれませんが、そこが住みよい環境であり続けるのは、一人ひとりの意識に負う部分もあるんでしょうね。

ここ南大塚も、大規模小売店舗にはあまり依存しない街ですね。

これからよりよく生きるには・・・

ちょっと脱線。レトロとはの項でも書きましたが、古きよきものにスポットを当てて、
その良さを見直すのが好きです。今現代の暮らしの側から見て、それを検証することを考えます。

世の中がある方向でイケイケに走っているとき、矛盾というのは表面化しないですね。
国のために戦う!とか、高度経済成長!とか、バブル!とか、新自由主義経済!とか。
だから、それに乗って走ったことは誰も責められません。ところが気づくと矛盾だらけに・・・
 
個人主義が流行った結果、プライバシーを尊びながら孤独をうったえる若者、お金を持ちながら
不安で使えない高齢者、雇用不足なのに働き手のいない業種があふれ、高い住居費にあえぐひとの
近くに、利用されない空き家が草に埋もれている。地元を出たがらない若者が増える一方、地方には職がない。親と別居しながら子育ての大変さを嘆く。これからどうなるんだろう?

わたしはメディアや世相に導いてもらおうと思ってないし、そういうものは一切信用しません。
自治体や国が語ることも一切信用しません。メディアや世相は謎の情報操作に夢中だし、自治体や国は
お金の使い方がムチャクチャだからです。もう勝手にやってもらって結構です。
とにかく自分や、自分の大切な人のためによいことを積み上げて、よい暮らしをしたい。
世の 中を心配する前に、自分がどう楽しく生きて、次の世代にどうバトンを渡すかが大事でしょ?
個人の暮らしが良くならなければ、自治体や国家も決して良くなりませんね。

こんな社会問題分野で、昔の良かった点ってなんでしょう?
・近所家族のきづな・暮らしの全てが住む街で完結・地産地消・先祖親の地盤を受け継ぐ
・医者に頼らない体調管理・余暇の過ごし方(ノーPC/ノーゲーム)・身体を動かす(仕事遊び両方)
・無駄なものを省く、買わない・ものを大切にする・しつけは厳しく、愛情を持って
出てくる出てくる・・・・脱線だから細かい話は抜きですが、昔は良かったんだな。

ただ、いまこれらの事って、結構インターネットの普及によって対策出来る部分が増えてきました。
(ネットを本当にフル活用すればの話ですが)それと、人と接することの大事さやそのすべを
身に着けることで、何かが変わるかもしれません。世相がすこしづつ歩み寄る動きも出てきている
ように思えます。希望の光はあります。

どんなときに引越しするか

大概、こんなところでしょうか?
・独立
・転勤
・転職
・経済状況
・結婚
・離婚
・子育て
・隠居

自分は引越しをして最初にその家の風呂に入ると、なにか少し気負っていた肩の力が抜け、
ああ、ここで暮らすなあ、と感慨が沸いてきて、あれが結構好きです。
前の家の垢がそれで落ちるような。すっきりした気分になって。

新しい自分を目指したり、気分を変え人生の方向を見直すためにする引越しがあっても
いいのかもしれませんね。

紹介戴いてます(きづな住宅さん)

大家Y、市内の業者さん「きづな住宅」さんにお世話になっています。
http://kizuna-home.co.jp
掲載写真・コメント、こちらの社長は本当に凄いです。神対応です。
不動産を天職として命を賭けていらっしゃる。
自分も自分のフィールドでここまでやりたい。尊敬のひと言です。
今日見たら、おとといの今日なのに動画が追加されている! これまた神!

周辺のイベント

有名な川越祭は終わってしまいましたが、引っ越してきた土地のイベントに参加すると、
すこし仲間入りが出来た気になれますね。下のリンクは伝統行事が中心ですが、スポーツや
エンタメまで、探すと幅広くいろいろやってますよ。

川越市 http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1328253406504/

狭山市 http://www.city.sayama.saitama.jp/shisetsuannai/kominkan/shinsayama/event/

南大塚には、餅つき踊りというのがあるんだって!
http://ameblo.jp/korokoro0105/theme-10064984044.html

西武新宿線

西武新宿線。言わずと知れた、西武新宿駅から本川越駅までを60分間くらいで結ぶ路線です。
本川越のひとつ手前が南大塚駅。長距離の大手私鉄路線で唯一地下鉄と乗り入れしてない
(外の西武線との乗り入れは多数あり)んだそうです。
1894年(明治27年)に部分開業し、川越の駅はそのときからあります。南大塚駅も明治30年に
出来たそうです。117年前!

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こんな電車があるんだ!

その他詳細はwikipediaでじっくりどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%AD%A6%E6%96%B0%E5%AE%BF%E7%B7%9A

レトロって?

この街のいいところのひとつに、私の中でレトロ、というキーワードがあります。
レトロとは何だろう?という事を書きます。

わたし、ものごとなんでも良いことと悪いこと両方あると思っています。
時を重ねて、沢山のことが進歩し、便利になり、そのなかで変わらないものもあれば、捨てられるものもあると思います。 そして、時の流れの中で効率や経済の都合で捨てられてしまった良いものが沢山あると思うのです。

レトロという言葉の中には、古くさいもの、時代遅れのものを懐かしみながらどこか冷やかしているような、そんなニュアンスがあるように思えます。それも否定はしないのですが、再び見直されるファッション性や、置いて来てしまった大事なことが沢山眠っていると思うのです。健康に良いとか、心に良いとか、人間関係に良いとか、いろいろね。

もちろん、昔ながらのものが、世間的な表舞台でずうっとそのまま愛されている例も沢山ありますね。
お菓子のパッケージや、耐久消費財や、その他。でも、「いいもの」を持ちながら、忘れられ消えるものもある。

お年寄りが経験や人格の宝庫であるように、長く続いたお店には、長く続くだけの理由があります。
「わ、懐かしいね!」と感じると同時に、そんな理由がどこにあるのか、探してみるといいと思います。
きっと何かあると思うのです。

radio

これは昭和30年代の真空管ポータブルラジオ。専門家にメンテナンスしてもらって、とてもいい音で
鳴ってます。スマホつないでネットラジオを聴きますが、音域は狭くても、音が生き生きして力があるんです。
最初はデザインに惚れて手に入れましたが、音を聴いて2度びっくり。

レトロなものを拾い集めていつくしむ中で、未来に生きるヒントをもらっている。
それがわたしのレトロとの付き合い方です。